聴力を失ってなお、
明るく周囲の者を包み込む妻と
その家族の愛の軌跡。

妻が聴力を失う事によって得たものとは
何だったのか。

人間の神性が胸を打つ感動の一冊。

著者の人生において、幾たびと無く迎える困難を「難有り有り難し」という精神で、全てを感謝と喜びに変えて通る。その精神の軌跡を綴った講演集。

期ガンの母のターミナルケアを通して、命の尊厳、
生かされることの喜びと困難、また、家族の絆の
大切さを訴え、読者の感動と反響を呼び、
平成4年 第11回聖良寛文学賞を受賞する。
最愛の者を愛で包み込み、その最後の日まで
看取る日常を
綴る事によって、人間の愛情の奥深さと美しさを
気づかせてくれる良心の書。

作家芹沢光治良との、長年にわたる親交によって
紡ぎだされた往復書簡集。
作家の読者への真摯な態度と、
その愛情に答えるべく敬愛の念を込めて
綴る著者の書簡が心に響く。そして、
届かなかった最後の手紙。
人と人との繋がりの誠が、
読む者の心を洗い、その美しさに胸が震える。

作者の生き方の記録。振り返ってみると「生かされて日々」だったと言う。感謝する気持ちを持ち、日々暮らす事の大切さに説得力を持つ一冊。「無償の愛」の記録。


k               上記の山本氏の作品がほしい方管理人まで下さい。

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