芹沢光治良氏の短編
12月3日のマグノリアでは、勝呂氏は「評伝芹沢光治良」について語ったあと、芹沢光治良氏の短編について話しが及びました。 芹沢光治良氏の短編は、およそ1000編あると言われています。管理人は、すべて読むつもりです。この中で、勝呂先生は、「死者との対話」 について注目され、作品論を書き始めました。
「それからあのー何を読み手によって見方は様々でいいわけですけど何がその重要な作品であるかということを見極めて重点的に論ずる、 それがその芹沢光治良という作家像とうまくつながってくれればそれに越したことはないということですね。そんなふうな考え方に渡って、 まず出来ることから始めてみようというふうに考えてであの、先頃「死者との対話」について一応書いてみたわけです」
勝呂氏は、マグノリアでも講演したことがある秦氏、大江健三郎先生とは別の方法をとってこれらにせまっていくと話されました。 言うならは作家の先生方は作品を自分はどう読んだかそれだけを論じればいいところがある。 芹沢先生がこの作品をどういうふうに書いていったかと言うところの作品の作られ方の視点で「死者との対話」にせまっていくそうです。
新しい「奏」に、『死者との対話』論が載っています。私の手元にはまだありませんので、手に入ったら紹介させていただきます。
『評伝』を書き上げた勝呂氏は、これから芹沢光治良の作品論について展開していきます。この日の講演では、鈴木文史朗氏のこと、 これと関連した 『塩壺』、人間の運命の14巻支持者としての話し、 芹沢光治良が中学受験に願書を出した日など様々な話題に触れていきました。これからも益々注目していきたいと思います。