『2003/6月 第311回 読書会の報告』

6月22日 『「文芸手帖」209-262頁 1回目』の感想

【巴里便り】

パリに着いて、6ヶ月間でのパリで感じた新鮮な思いが伝わってくる手紙である。

 @「エトランジェ・異邦人」
 ・世界で最もコスモポリタンな都のパリ市民でさえも持っている異邦人に対する差別感を肌で感じ、
「サムライの末裔」のテーマの一つである「人間の心から国境と皮膚の解放」を先生は考えていた。

A「或る画家」「三木清」
 ・パリにいる二人の日本人の交流により、カルチャーショックを受ける。

 B「ノエルの祭」

 ・日本を離れ、冷静に親の生き方を考えることができたのか、「これからの生涯を、私も父母のように雄雄しく、たとえ地獄の火に通ずる道であれまっしぐらに進みたいと、ぼんやり考えました。」 両親の生き方を誇りに感じている。

  【巴里劇場巡礼】
 ・参加者の多くの方は、固有名詞が多く、「作家名」「俳優名」「作品名」なのか戸惑いながら軽く流す程度の感想が多かったですが、司会の「田村英里」さんの資料に、パリの地図、歴史的背景、俳優(男優・女優)作家、作品が纏めてあり、大変分かり易く、再度読み直してみたくなりました。又、芹沢文子様、岡玲子様より、フランスの留学時代のお話しや、作品中の分からない単語についても説明がありました。例えば、「マチネー」とは、昼間に行われる演劇(興行)のこと。「ブウタン」とは、腸詰のお肉。・多くの方の感想は、先生は本当に「演劇」が好きだったのと、こんなに詳しく調べる為には、毎日劇場通いをしたに違いない。奥様の怒るのも無理はないのでは・・。

 Jジャック・コッポー

  ・「アッシジの聖フランソワの深い生活」 ゲオン氏の5幕コッポーがフランソワ-

 Kコメディ・デ・シャンゼリゼ

 L専制者(ディクタテウル)

 Mルゲ・ポーの「ルーブルの家」

 N夫婦して舞台に立つ、ポー

 Oボルクマン

 なぜ,この様に先生は、演劇に夢中になり、事細かに興味を持ったのでしょうか?

今月の月例会