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2012年01月 アーカイブ

2012年01月15日

2012年 今年も宜しくお願い致します。

2012年(平成24年)1月
通信No.414
1月だより
あけましておめでとうございます。年頭にあたり、人類の平和と皆様のご健康とご多幸をお析り申し上げます。今年も月例読書会を1回も中断する事なく、皆様と共に歩んで行きたいと思います。愛好会は今夏7月には、創立35周年を迎えますが、東日本大震災以降の日本の状況及び世界的規模の経済危機や反格差デモ、そしてアラブ諸国の長期独裁政権崩壊などを読み解きますと、まさに芹沢文学の新たなる幕開けと言えるのではないでしょうか。この潮流を予見して、著わした「神シリーズ」の存在的意義が必然性をもって読者に迎えられる気がします。寒さ厳しい折ですが、例会に参加いただき、一時の春陽を皆様と分かち合えたらと願っています。

第414回 ●芹沢光治良文学愛好会■ 御案内
      1月22日(日)13:00 ~ 17:00 参加費:500円
      □会 場…… 「東中野区民活動センター」洋室:1・2(1階)三越マンション
       東京都中野区東中野4-25-5-101 TEL二03-3364-6677
     ■JR総武線一東中野駅下車徒歩8分
     ■地下鉄東西線一落合駅下車徒歩3分
     ●地下鉄都営大江戸線一東中野駅下車徒歩10分
     □テキスト・・…・短編小説「悲しきユネスコ」
小説界昭和23年8月号(第1巻・第3号)発行所:小説界社… 今月の会報に同封
          のぐちしょうじ
     口司 会・・・… 野口昭治
      ◎1月の送付資料
     (1)リレー随筆「芹沢文学はどこから生まれたか」五十嵐由子・・・
         第332回(平成24年1月)
(2)長編小説『女の海一又は巴里夫人一』婦人画報昭和30年1月号婦人画報社……第1回(全12回)
(3)おでかけ情報「沼津市芹沢光治良記念館」…… タウンガイド(沼津市版)平成23年11月発行
(4)新聞記事・渡辺郁子「芹沢光治良の欧州体験」…… 沼津朝日 2011年(平成23年)11月10日(木曜日)
(5)ポスター「芹沢光治良・作家への道展」… 2011年12月20日(火)~2012年5月31日(木)芹沢光治良記念館
(6)2012年(平成24年)・月例読書会・進行係(司会者)について・・・・… 該当者のみ同封
(7)読書会テキスト(今月)… 短編小説「悲しきユネスコ」小説界昭和23年8月号(第1巻・第3号)発行所二小説界社
{次回は、2月26日(日)13:00~17:00です。テキストは、短編小説「をかしな結婚」
日本小説昭和23年9月号(第2巻・第8号)発行所:日本小説社の予定です。テキストは、2月の会報に同封します。1
※会則の進捗状況
愛好会は、昭和52年7月の発会以来、34年間に渡って、会則を持たない任意団体の読書会として、月例読書会を育み継続運営してまいりました。昨年4月の「総会」で、愛好会の「会則が必要であるとの議決に基づき、5月以降、会員の平山惟美さんの試案をベースにして、今日まで幹事による会則の摺合せを行ってまいりました。昨年12月の幹事会にて、摺合せが一応終了し今月の幹事会にて最終的な意見を取りまとめ「幹事会(案)」を決定します。その「案」を持って、4月の総会に諮り制定し、同日付をもって施行する予定
です。なお、5月の会報送付時に「芹沢光治良文学愛好会・会則」として、会員の皆様にお送りする予定です。
※3・4月のテキスト
昨年12月、第14回配付にて完結いたしました、黄耀儀著 名古屋大学・博士学位論文『芹沢光治良にあらわれた信仰観の考察』
は、今春3・4月の月例読書会のテキストですが、欠ページのある方は、12月の会報でお知らせしましたように、1月31日(火)までに下記の事務局あてにお申し込み下さい。なお、全編を2回に分けて読書会を実施しますが、テキストは217頁と大部である上、内容も多岐にわたっておりますので、お早目の準備をお願い致します。
※平成23年度・会員数の推移
標記について、次のとおりとなっています。今年度継続されない方が8人おりましたが、芹沢光治良記念館の企画展や講演会等や各地の読書会活動の相乗効果もあり、新入会者が徐々にではありますが、増えております。(平成22年度・会員数:183人)129人(6月9日現在)区=⇒ 175人(8月31日現在)=⇒ 183人(1月8日現在)※文学館等への送付を含む
※「幹事会」について
次のとおり行います。なお、今月は開始時間を1時間遅らせ11時からとします。幹事の方はご出席ドさい。
日 時:1月22(日)11:00~12:00 会場:喫茶ルーブル(東中野駅近接)議題:最終的な会則の摺含せ

2012年01月17日

2012年2月のマグノリア

皆様
寒い日々が続いておりますが、ご機嫌いかが
お過ごしでいらっしゃいますか、お伺い申し
上げます。早いもので、母を見送りまして、
30年になります。そこで、次のマグノリアは
    2月12日(日)  午後2時
    蘇る芹沢金江
 優しかった叔母         田中暁子
 作家芹沢先生の妻金江さん  城戸祐子
 信仰した井出クニ様      横浜佐和子
このようなプログラムで集いたいと存じます。
田中様は、光治良兄芹沢真一の4女です。
城戸様は創立以来芹沢光治良文学愛好会会員で
父の作品を奥深く読まれておいでです。
横浜様は、父の理想としていた信仰、それは、母の
信仰と私は考えておりますが、母が信仰していた
井出クニ様を探求しておいでです。お出かけをお待ち
しております。会費は2000円お願いさせて下さい。
茶菓子等のご用意のためご参加下さいます方は
ご連絡おたのみします。ありがとうございます。
             岡玲子

2012年01月26日

人は、楽しく生きるために生まれてきたと歌われる『清盛』

 大河ドラマで『人間の運命』を実現するという運動は、2011年11月の会報でNHKドラマ番組部の方から、残念なお手紙をいただきました。
 しかし、私は、NHK大河ドラマファンです。
    
 NHKの大河ドラマ『清盛』で、「遊びをせんとや生まれけむ」という歌が聞こえてきます。歌詞は、

  遊びをせんとや生まれけむ
 戯れせんとや生まれけん
 遊ぶ子供の声聞けば
 我が身さえこそ揺るがるれ遊びをせんとや

 (平安末期の流行歌を集めた「梁塵秘抄」に収録された最も有名な歌の一つ「遊びをせんとや生まれけむ」)

「人は遊ぶために生まれてきたのだろうか,遊ぶ子供の声を聞くと,(もう子供ではない)自分も遊びたくてうずうずしてくる 」

 という意味でしょうか?

 『清盛』のオープニングや祇園女御(松田聖子さん)が舞いながら歌ったり、のちの白河法皇である雅仁親王(松田翔太さん)が歌ったりしています。
 作曲家吉松隆が印象的にこの歌を大河ドラマで使っています。

 この歌は『清盛』のイメージ作りに大きな寄与をしています。今までの清盛とイメージはだいぶ違いますね。
 多くの人が持っているのは傲慢な独裁者というイメージを持たされた清盛。暴君というイメージですね。
 
 その『清盛』に「人は遊ぶために生まれてきたのだろうか,遊ぶ子供の声を聞くと,(もう子供ではない)自分も遊びたくてうずうずしてくる 」という意味を最初に持ってきます。

 人は、楽しく生きるために生まれてきたと歌われる『清盛』。
 この番組を見ていると平家の人は一族協力的で、家族思いですよね。また、源頼朝、義経の命を救う一面もありました。
 源頼朝は、自分が助けて貰いながら、義経の静御前が産んだ子も由比ヶ浜に沈めさせたと言い、木曾義仲の子も殺させたという。
挙げ句、自分の息子(実朝)が兄頼家の子(公卿)に暗殺されるという悲劇は鶴岡八幡の大銀杏で起こりました。
 源氏は長い目で見ていると、不幸な結果になっています。近親者でも裏切りと殺戮の連続です。

 平氏は、長い目で見ると、平氏が「勝っていた」のでは?と思われる所は確かにあると思います。
 歴史は勝者の歴史です。源氏を良くとらえます。
 この辺は中途半端な書き方ですが、上杉 憲政(うえすぎ のりまさ)から家督を譲ってもらった上杉謙信は源氏ではありません。
 
 楽しく生きるというのは、芹沢先生が作品の中で話していることです。『清盛』がどのように描かれるか、あたらしい視点での新しい清盛像が見られるかもしれません。

 ところで 井戸敏三・兵庫県知事が「画面が汚い」と文句を付けました。
 権力者がその表現の内容を気に入らないといつの間にか文句を言う時代になってきました。
 芸術の領域への攻撃が始まるのが、前回の敗戦経験で私達は学びました。
 芸術も金にならないといけない攻撃です。

 1月10日の記者会見で井戸知事は「私も見たが、まず画面が汚い。鮮やかさのない画面ではチャンネルを回す気にならないのではないか。ドラマの人気が出るかでないかで観光の影響を受ける。タイアップしながら観光客誘致を進めたいと考えていた」と述べ、NHKに改善を申し入れるという。
 金儲けにならないから、もっときれいな内容にしろとは、あきれてしまう。
 登場した都はあばら家が並ぶ汚らしい町で、行き交う人々もぼろをまとい、画面も薄
ぐらいと批判していた。

 でも、なるべく時代に忠実に再現して、新しい『清盛』像の表現を自由にして下さい。

 

 
 

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