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2011年01月 アーカイブ

2011年01月01日

大分からの読書会からのお知らせです。

 あけましておめでとうございます。昨年は、31日まで仕事をしておりました、
休みになるとなぜか体調が悪くなります。しかし、午後伏せっていると、元気になりました。
 人間の体は、不思議ですね。明日から芹沢作品を読みます。

 早速、大分からの案内です。

芹沢文学読書会 
                                  案内通信
                                            No. 8 7
2010年12月29日 (平成22年〉
12月便り 一歳末にスイスの友へ便り書く一一一一一
芹沢文学の愛読者でもあるスイスの松林さんへは、年一回の便りを今年も書いて送りました。松林さんはスイスの女性ハイディ(アルプスの少女ハイディと同名〉と結婚し、トイフォンで三人の娘さんを育てました。今では、娘さん達は、それぞれに自立しています。松林さん家族はクリスチャンですので、クリスマスカードとして歳末に便りを毎年お送りして来ました。最近は年に一度の便りになっています。土曜・日曜日の夕方に、NHKラジオで「地球ラジオJという番組が放送されていて、松林さんが度々メールを寄せます。rスイスの松林さんから・・・jと紹介されます。ですから、松林さんと御家族の近況を知ることが出来ているのです。新年にはカラー写真がはめ込まれた詳しい、お便りが届きます。毎年の正月の楽しみです。
 前回は、長編小説『一つの世界』を読み語りました。『サムライの末裔』として仏訳された作品ですが、広島の原爆の惨状を書いたものとして、芹沢文学の代表作の一つです。井伏鱒二作『黒い雨』と同じくらいに原爆文学として評価されるべき傑作であると思います。部分的に英訳されていますが、完訳されて世界の人々に読まれることを念願しています。次回は随筆を読み語ります。読書会の後に新年会を行いたいと思います。どうぞ都合を付けまして、是非読書会にお出掛け下さい。
第87回・芹沢文学読書会
          ①日時:1月9日(日)(*奇数月の第2日曜日です〕
②会場:大分県立図書館研修室No4 10:00~12:00AM
 ③内容:(1)芹沢光治良先生のお話(カセットテープ) 1 0 : 00 ~10 : 20
       平成2年1月20日の芹沢文学愛好会での芹沢光治良先生の講話「新年に思うこ       と」の最後を聴きます。*これは、以前に聴いたことがあるものです。芹沢光       治良氏93歳の正月、愛好会の講話として語られたものです。
    (2)芹沢文学読書会 10:20 ~12:00 担当 司会小串信正
    0テキスト;随筆「イエスの誕生について」
       初出:掲載の雑誌は不明。昭和2 3年末に書いたもの。
       初刊:『幸福への招待ー若き人々のために一』に採録されて昭和28年6月30日、要書房から発行された。「親と子の問題Jに収録。
       再録:芹沢光治良文学館11エッセイ文学と人生』平成9年6月10日新潮社発行。
          477 ~484頁。
       *部分的には読みますが、予め読める方は通して読んで来て下さい。
    ( 3)新年会 13:00-----会場は未定予算は約2000円希望者のみ参加
       *平成23年の新年を祝い、懇話の時を持ちたいと思います。
      =次回は、奇数月の第2日曜日の3月13日(日)の予定です。=
      ◎同封資料:随筆「文芸部委員の憶い出J芹沢光治良『向陵』(一高百年記念)
       昭和四十九年十月三十一日一高同窓会発行。53-----54頁。
        *一高の百周年記念誌に、 19 7 4年7月にジュネーブで文芸部委員の頃の思い出を書き、寄稿した随筆です。

芹沢文学・大分友の会
                会報No.86 2 0 1 0(平成22)年   1 2月2 9日
                                   文責小串信正

第8 6回・芹沢文学愛読者の会の報告
 11月14日(日〉の午前10時から県立図書館の研修室No. 1で第86回の「芹沢文学読書会jを聞きました。芹沢光治良先生の講演録音テープは、平成2年1月20日の芹沢文学愛好会での芹沢光治良先生の講話「新年に思うこと」の続きを聴きました。
 平成2 1年度の会計報告などをしました。会員が中々増えず、読書会も活気が無くなっていることを反省。会の運営としては、多くの寄付に支えられています。
 今回は、長編小説『一つの世界一サムライの末喬一』を読み語りました。この長編小説は、昭和27年10月~28年10月に雑誌<婦人公論>に連載され、昭和29年5月25日に中央公論社から単行本で出版されました。この長編小説は、『巴里に死す』に.続いて仏訳出版するものとして、自覚して創作したものです。アメリカが投下した広島原爆の惨状を描写して世界に公表したものです。雑誌連載と平行して青木和子夫人が仏訳し、ピエラール氏が校訂をして1955年6月1日にロベル.・ラフォン社から出版されました。仏訳の題は『サムライの終り』となりました。青木和子夫人は、大胆に仏訳したので、その仏訳を踏まえて様々に改稿しました。それは、『サムライの末商』(角川小説新書〉と題して角川書房から昭和30年8月20日に発行されました。しかし、昭和32年5月20日に宝文館から発行された芹沢光治良自選作品集むには、『一つの世界一文はサムライの末葡』と題して、中央公論杜版の最初の原文を収録しているのです。のちに、昭和49年7月15日に新潮社から発行された「芹澤光治良作品集第四巻Jには、『サムライの末裔』と題して角川版の改稿を収録しました。平成8年8月10日新潮社発行の代表作品集の「芹沢光治良文学館6 Jには、本文は作品集のものを収録しましたが、題は『一つの世界一サムライの末喬』とされました。
これが最終版ですから、これからは正式には『一つの世界一サムライの末育』が題で、本文は仏訳を踏まえた改稿のものとすべきです。芹沢文学の代表作のーっとして、もっと高く評価されるべきだと思います。良い年をお迎え下さい。お出掛け下さい。
大平成2 1年度芹沢文学・大分友の会会計報告の打ち間違い
 前号の会報に、平成2 1年度の会計報告を掲載しましたが、私のワープロの打ち間違いがありました。決算は80825円ではなく、8 0 8 2円です。訂正をしお詫び申し上げます。どうか、改めまして御了承下さい。
 平成2 2年度の年会費の導入をお願いします。
新年度の年会費がまだ未納の方は、前に同封しました払込用紙にて、郵便振替で年会費120 0円を納入して下さい。次回の読書会に来れる方は、会費を持参されても構いません。自主的な寄付も受け入れます。尚、退会される方は、はがき等にて御一報下さい。 新しい会員をお誘い下さい。

<芹沢文学案内No.48>芹沢光治良とキリスト教
 作家・芹沢光治良氏は、天理教に育てられました。両親は財産を寄進して、家を出て天理教の布教師になりました。光治良は祖父母のもとに残されましたが、父母に捨てられたと傷つきます。しかし、祖母や叔母などの天理教信仰の中に育ちます。中学で天理教に疑問を持ち、一高時代に天理教から脱出します。学友からキリスト教を知らされ、パリ留学や結核闘病でカトリックの信仰を知ります。戦中に、天理教の中山みきやキリスト教のイエスを研究します。戦後に阿部光子氏などを通してプロテスタントも知ります。天才的な科学者ジャックから「大自然の神」を学び、最晩年に「神の書」「天の書」の連作で、神について説きました。天理教教祖中山みきの伝記小説『教祖様』は、キリスト教的に書かれています。ローマ法王に個人謁見し、カトリックに一番共感していましたが、信者には成りませんでした。宗教的自由人と言えます。

2011年01月02日

NHKスペシャル「2011 ニッポンの生きる道」を見て

 NHKスペシャル「2011 ニッポンの生きる道」を見ました。
 おそらく番組の趣旨は、日本よ、もっと自信を持って歩めという趣旨だと思いますがが、この番組で紹介された科学技術に興味をひきました。


 ビックリした科学技術

 資源の宝庫である海からウランやバナジウム、コバルトなどの有用希少金属を捕集できる技術。実用段階に近づいているそうです。

 ウランの陸地の埋蔵量は、500~600万トンと推定されています。 日本近海を流れている黒潮には、1年間で520万トンのウランが含まれています。 つまり、陸地の推定埋蔵量と同じ量のウランが、黒潮の流れに乗って流れてきているということです。
 この流れから、ウランを取るのです。

しかも、世界の海全体のウランの含有量を合わせると45億トンとばく大な量になります。しかも、海の底の岩盤には、海水に溶けていない状態のウランが更に45億トン以上もあると推定されています。
 また、通産省が国内消費する6ヶ月分を備蓄しておくよう指定している希少金属のバナジウムは、年間使用量の300倍もの量が1年間で黒潮に乗って流れてきています。 さらに、同じように備蓄金属として指定されているコバルトも、年間使用量の400倍分が1年間の黒潮の中に含まれているのです。 つまり、黒潮に乗って流れてくるウランをはじめとした有用希少金属のうち、0.3%を捕集するだけでも国内使用量の全てをまかなえる計算になります。
 ウランやバナジウムなどの有用希少金属の100%を輸入に頼っている日本にとっては、まさに夢のような話です。

 

 ②植物の光合成メカニズムで太陽エネルギーを用いて水から水素を製造する人工光合成技術
-可視光での水の完全分解反応を世界で初めて達成-

 植物は、可視光の中で、光合成を行っている。(当たり前の話し)ここに着目して研究を行った結果が水素発生用光触媒の代わりにFe2+を還元しながら水素を電解製造する光触媒ハイブリッドシステムを考案し、基本原理を確認した。水素捕集が圧倒的に簡便で、安全・低コストである。経済性についても試算し、日本の電力料金でも実用化の可能性があることを確認した。光触媒を用いた太陽光水素製造の最終形はこのようなシステムが理想的と言える。 (この部分は、産業技術総合研究所のHPを参照しました)

 といわれています。

 芹沢光治良の作品には、研究者や芸術家を主人公にした作品が多く、私は、芹沢文学の特徴だと思います。

 一見、目の前の損得とは、離れている科学者や芸術家の人たちの研究、表現。

しかし、回り回って、価値変換を伴う研究成果になるのだろう。


2011年01月15日

今月の読書会


■今月(2011年1月)の読書会

● 日時 01月30日(日) 13:00~17:00
●会場 東中野地域センター  洋室:1~2(1階)
 東京都中野区東中野4-25-5-101 TEL 03-3364-6677

● テキスト 随筆集「こころの波」
  「芹沢光治良文学館12」(エッセイ・こころの広場)
   平成9年8月10日発行 新潮社 (399-441頁)
  ■年の瀬  ■死んだはずの若い日の友が生きていた
  ■美しい朴の一葉がまた散った
  ■孤独の老耄欅 など

(注)テキストの本(「芹沢光治良文学館12」)は、本屋さんでは
   現在、購入が難しくなっています。
   インターネット(amazon.co.jp)で購入可能です。
    (新品:4077円 中古:2,569円 でした。)

● 参加費 500円 
  連絡先 池田三省(ikeda_sa2002@yahoo.co.jp)

●2011年の最初の読書会となります。
 今年もご一緒に芹沢文学で、
 「心安らかな平和な日々」を送りましょう。

以上

2011年01月17日

作家 芹沢光治良の手紙公開

 朝日新聞 2011年1月17日(月曜) 朝刊 文化欄

 芹沢光治良先生の記事が出ていました。

asahi2011.1.17.JPG

 静岡の記念館 婚前の妻ヘ結婚観説く

 わがままな貴方(あなた)の性格などは、第一番に直(な)ほす可(べ)きー。日本ペンクラブ会長を務めた作家、芹沢光治良(1896~1993)が婚前の妻にそんな手紙を送っていた。人道主義で知られる作家の思いがけない素顔がうかがえる資料で、静岡県沼津市の芹沢光治良記念館で5月末まで展示されている。

芹沢は岡県楊原村(現・沼津市)生まれ。人間同士の慈しみや愛を描いた。小説『巴里に死す』は海外でも評価が高く、晩年は『神の微笑』に始まる神を扱ったシリーズ8冊を執筆している。

手紙は1925年、結婚前に妻、金江に送ったもの。知人の紹介で出会った金江に対し、芹
沢は「女であるより人間であれと云ふのがイブゼンの魂の声だ」と説く。その上で結婚の心がけとして「愛を堪ヘる」「理知的に相手を理解しようと努める」「人間としての教養、向上を怠らぬ」「自分に愛足らず、理解足らなかったら、其時はいさぎよく離婚」との4項目を提示。ピアノや読書に励むことを求める一方、金江が日頃話している名古屋弁はやめるよう釘をさしている。

同館の仁王一成館長は「男尊女卑的な意外な一面がみえるが、妻の没後も芹沢はこの手紙を大切に保管していた。夫婦の粋が伝わる」と話す。

問い合わせば同館(055-932-0255)。入館料は一般100円(高津祐典)

 朝日新聞が芹沢光治良の記事を載せてくれたのは、嬉しいのですが、「わがままな貴方(あなた)の性格などは、第一番に直(な)ほす可(べ)きー」と手紙を書いたのが、人道主義作家の思いがけない一面とは、とても言えない。

 また、館長の「男尊女卑的な一面」とも、言えないのでは・・・。

 これは、私の個人的な感想です。

 理想に燃え、新しい生活にとけ込むしようとしている若い二人。その二人に行き来する言葉は、私は、仲の良さが見えてきます。名古屋弁の使用禁止は、20世紀初頭です。標準語というのは、地方ではポピュラーではなく、今より方言は、もっと純粋に発音されていたもので、方言らしさは、今以上だったのでしょう。

 人道主義の思いがけない一面かどうかは、芹沢光治良記念館に足を運んで下さい。

 管理人がもし、いましたら、管理人と思いがけないかどうか、お話をしましょう。

2011年01月18日

マグノリア 2011年2月6日のお知らせです。

皆様、ご機嫌よろしく2011年を始められました
事とおよろこび申し上げます。
サテ、今年最初のマグノリアのご案内をさせ
ていただきます。
☆ 2月6日(日)  午前11時半
  芹沢文学のふるさと「我入道」
          語り手   真野孝江
          聞き手   岡玲子
「我入道」に生まれたということに、父の
生涯、作品に大きな意味を見出される方が、
大勢おいでです。小説でない「我入道」を
「我入道」で生まれ育たれ、そして、生活を
続けられていらっしゃる、真野孝江様に語っ
ていただく集いです。真野様は、長い事沼津
で教職に就かれていらっしゃいました。現在
は、自治会で活躍されておいでです。今回は
午前11時半から始め、軽昼食をご一緒に楽
しみたいと存じます。会費は2000円お願い
致します。参加下さる方は、ご連絡願います。
ありがとうございます。    岡玲子
p・s・1っ昨年前、ゲストにお迎えした、
シモヌ・ミュラーさんが、スイス・日本関係ハンド
ブックの中で、父の写真2枚を入れて4ページ
かけて紹介下さいました。
PestalozziとTurrettininiはさまれた
ぺージで、父もはるか昔の両国著名文化人の
中に入ったのかと、感慨です!ドイツ語なので、
そのうち日本文にしたいと思います。

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