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2010年06月 アーカイブ

2010年06月19日

 もう気がついたら、6月19日です。
更新遅れて申し訳ありません。
 芹沢光治良文学短信第180号 2010年6月3日(木)発行です。
 どうぞ、お読み下さい。


人間の運命を読む集い
山本正夫先生の文芸講話
6月13日(日)
1)時間:午後1:30~4:30
2)場所:名古屋市港図書館(2階集会室) 電話 052-651-9249
3)内容:1部「人間の運命」音読 10巻夫婦の絆 第1章
     2部山本正夫先生・文芸講話
       内容 野沢朝子著「山荘」について
4)申し込み:丹羽綾子様 締切6月10日

雨も、又良しバス旅行 中野初子
 芹沢文学の旅にしては、珍しく朝から雨ふり、それでも車中の皆さんの顔はにこやかで晴々としている。
 芽吹き始めた木々は雨にぬれて、しつとりと美しい。園原ビジターセンター「ははぎ館」は恵那山トンネルの上の村で古くから都と関東や東北を結んだ東山道という通りで、難所神坂越えの休憩地点として、平安、鎌倉時代に栄え、源氏物語や枕草子にも登場する古くから都人に知られた所だそうです。
 私は以前からトンネルの上の高台にチラツと見える家に「あんな高いところに生活している人がいるのだ」と感心していたのですが、いま自分が歩いている場所がそこと聞いて驚きと感動でした。
 源義経が馬をつないだと言われている「駒つなぎの桜」や最澄が建立したお寺など、深い山の中で何百年も脈々と人々に守られて今日にあると思うと又関心、感動でした。黒々とした山々に雨がけむった風景は日本画を見るようでした。
 帰りに寄つた「東山魁夷 心の美術館」で若い頃のこの地方の体験が東山先生が風景画家へと進む出発点となつたと聞く。先生の絵の方向付けになった情景を今、目にしていると思うと賭しく興奮する気分であった。先生の絵がより身近に親しみが感じられた。雨降りも又、楽しいバス旅行でした。
演出上手(雨まで降らして)な平石様ご夫妻に感謝!ありがとうございました。

春のバス旅行4/22
参加者32名 野沢朝子様(東京)が参加して下さいました。

ホテルアソシア様の営業終了
 新年会でいつもお世話になりましたホテルアソシア様が、名古屋駅新ビル計画の実行決定により、今年9月30日をもって営業終了。

芹沢光治良肖像展 4月24日~8月31日
 明治43年の柳原小学校卒業記念写真から平成5年の最晩年までの141枚を展示
 会場:沼津市芹沢光治良記念館

  春のモモハナ旅行 大崎かず子
 四月二十二日、楽しみにしていた春の旅行、前の晩速足を待つ子どものようになかなか寝つかれない。目覚ましの音で飛び起き急いで支度をする。外は雨、しかし心は晴れ、駅へ急いだ。駅に着くと雨にもめげず、ニコニコの笑顔が待っていてくれた。みんながこんなにも楽しみにしている芹沢文学の仲間の魅力、その魅力に取り付かれ、三回日の旅行に参加させていただきました。
 七十近くになり、少し体を悪くし、休も心も痛んで三ケ月も音訳を休んでいるとき、林さんから芹沢光治良先生のお話をお聞きし、しかもお生まれが私の故郷の近くと聞いて興味を覚え会に寄せていただいたのがきっかけで丸二年になりました。なにもしらない私を
仲間入れてくださった皆様に感謝しています。そして、人間の運命、初めて目にして先生の自分にきびしく、人に優しい生き方に感動を覚えました。話がそれてしまいましたが、雨の中いよいよ出発です。
 いつものように近況報告、皆さんのトークがとても上手く、感心したり反省したりの自分がいます。窓の外はハナモモがやさしい色合いで迎えてくれています。バスは快適に進んで行き、食事処「門前屋」に到着。旅の楽しみの一つ食事、おそばのおいしかつたこと満足でした。ここのお店の奥には大きな白い蛇が箱の中にはいっていました。お店の人の話ですと、普段は顔を見せていないが、今日は顔を出していて運がいいですね、と言われました。真っ白なかなり大きな蛇でした。
縁起が良いというので、つい根付けを買つてしまいました。いましっかりと私の財布につけています。
 食事がすみ、伝説の駒つなぎ桜を見に行きました。義経駒繋ぎの桜とも言われ、吉次に導かれた源義経が奥州に下向するとき、この木に馬を繋いだといわれています。エドヒガン桜で目通り四メートル、高さ約二十メートルです。雨がかなり降ってきましたが坂道を
上がっていき回りを見ると、もやに包まれたなんともいえぬ自然の美しさに、心が清められる思いでした。そして桜、見事でした。口では青い表すことができないほどの美しさにしばらくうつとりしていました。
 最後に東山魁夷心の旅路館に寄り東山先生の青、緑と独特の色彩に心をうばわれました。本当に楽しい旅行でした。いつも世話してくださる平石ご夫妻、ご協力してくださる皆様、ご苦労様でした。会員の皆様、ありがとうございました。またお会いする日を楽しみ
にしています。

 封筒の色が変わりました

  今回から、封筒の色が新緑にふさわしい色となりました。各務洋司様のご厚意によるものです。

2010年06月21日

2010年7月のマグノリアのお知らせです。

 雨の季節です。庭の雑草までも輝く緑色です。マグノリアの花も白い大輪を咲かせてお
ります。皆様ご機嫌如何でございましょうかお伺い申し上げます。さて、7月のご案内は

☆ 7月17日(土) 午後2時  講演会
   『人間の運命』と文学の使命
          講師   富岡幸一郎

 昨年、「文学の先にあるもの」を富岡先生から、皆様と感銘深く拝聴致しました。
その時の皆様のご要望を、先生が、お忙しい中、実現下さることになりました。 ありがたい事でございます。ご参加をお待ちしております。
 会費は、2000円お願いさせて下さい。ご出席下さる方は、茶菓子等の準備のため、
ご連絡願います。ありがとうございます。
                  岡玲子

2010年06月29日

2010年6月の月例会

 昨日は、月例会に行ってきました。芹沢光治良先生の「老年」を読みました。1941年5月「文学界」が初出です。
 
 管理人2による記録ですので、当然管理人2の主観が入りますが、ご容赦下さいませ。

 この小説は、女性が亡くなっています。芹沢作品では、珍しい設定です。30代に亡くなった奥さんの夫と義理の男の人だけの関係。奥さんは、一人娘でした。この二人の関係はお互い気遣う関係。素敵ですという女性会員の方の発言がありました。


 ところで、若い一人娘が亡くなった時に、当然夫にも責任があると考えるのが、その娘娘の親は思うでしょう。

 
 ところが、この夫、義理の父親は、「素敵な関係」なのです。

 これはなぜでしょうか?

 この二人の男性は、全く無意識にも、

 未来の子供達が健やかに育つ事がその根っこにあって、お互いの立場を考えながら暮らしているのではないでしょうかている。
 
 小説のいくつかのシーンで亡くなった妻や娘と対話している姿(私も身近な人の死に出会った後でこのような会話をするのではないだろうか。)は、自然でその内容は未来の子供達の幸せ。

 良い小説です。芹沢先生らしい小説です。

 さらに付け加えると言葉にしない優しさが随所にあるのではないか それが魅力

 もう一度書きますが、

 設定が珍しい。体つきから義理の父親 藍川清成をイメージしたのでは。ゴルフの道具がほしいという関係は、すばらしい。ゴルフを始める山辺は、短い作品なのに品格を与えている。小説の終わりの方で、義理の父親が涙ぐんだ気持ちは、男同士の好ましい感じではなかろうか?

 また、義理の父大野さんは肺炎、夫の山辺さんは、下血。

 病気を治していく日常が指し示すものが何か深いところがあるのを示しているのだろうか?
 病気を治せる家庭の平和、人々の幸せはいいものだということを主張しているのではないだろうか。

 参加された方のお話を伺って、この小説が改めて味わい深いものだと思いました。

 今日の夜、日本対パラグアイ戦があります。勝てば、初のベスト8になります。さっそく観戦します。 

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