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2010年05月 アーカイブ

2010年05月01日

長谷川穂積敗れる。

 昨日行われた日本武道館でのWBCバンタム級チャンピオンがWBO(世界ボクシング機構)チャンピオン、フェルナンド・モンティエルに4回TKO(テクニカルKO、実際にダウンしていなくて、レフリィーが間に入ること)で敗れました。
 長谷川選手は、亀田選手とは違って、ボクシングというものの品格を上げたチャンピオンだった。相撲でいう横綱みたいなものだ。私は、好きなチャンピオンです。
 みなさん、覚えていますかK田兄弟。その独特な父親のボクシング指導法をテレビで紹介され、兄弟共々世界チャンピオンになりました。
 マスコミで煽られたのかも知れないけど、このK田という若者兄弟、又はその関係者の試合前後のあの挙動は、私をボクシングから遠ざけていった。プライドも捨てた、なりふりかまわないあの言動、表情はボクシングとは、こんなものだろうかと、後楽園から私は、離れていった。
 しかし、長谷川選手、一昔前にボクシングフィーバーした日本ライト級チャンピオンだった坂本博之選手は、違った。夢を与えてくれた。その言動、行いのすばらしさは尊敬に値するものでありましたし、現在でもそうです。
 長谷川選手のその厳しい練習内容で培われた技の巧みさは、見ていてほれぼれするものです。昨日もそうでしたが、ジャブを撃ちながら、相手の僅かなスキにするどくストレートを打ち込む。名人芸の一つです。モンティエルもそうです。スキを作った方が負けです。
 この日の試合も4回、残り10秒の合図を告げる直後、長谷川選手がスキを作ってしまった。モンティエル選手の左フックをあごに受けてしまった。腰から崩れかけたところ、さらに連打を浴びる。そして、レフリーがはいる。TKO。
 試合後、長谷川選手は「駆け引きが面白く、やっていて楽しかった。体調は、パーフェクト。負けたのは実力」。何一つ、言い訳をしなかった。

  さわやか。

 ところで、ここで文壇の話しになります。芹沢先生の生きてこられた時代の文壇は、一文学ファンの私から見れば、まるでK田関係者勢揃いの雰囲気だったのではないだろうか、私は、ボクシング界における長谷川選手や坂本選手が文壇における芹沢光治良という図式と重なってしまいます。

  芹沢文学愛読者としての思いこみですね。
 
  仕事に行ってきます。

2010年05月03日

出張で思った事

五月二日、三日と国内大手楽器メーカーに出張に行って来ました。
これらの仕事の中に、アメリカ人講師の受講が有りました。通訳は、もちろんいます。
せっかく受ける講習です。アメリカ人講師は、とにかくわからなかったら、質問してくれという事でその講習は進んで行きました。
音楽についての講習ですが、若い受講生は、とにかくわからないとなるとドンドン質問していくのですね。とにかく休みにせっかく東京まで出て来て何かもとを取ってやるという雰囲気にまさしくTime is money.とは、この事を言っているのでしょう。
講師も手の内をハッキリと見せてしまう。いわゆる秘伝というものは、ないのでしょうか?
前向きで積極的な講習でした。

芹沢先生が見たら、びっくりしたでしょう。

明日は、芹沢先生の誕生日。

2010年05月04日

5月4日は、芹沢光治良先生の誕生日

芹沢光治良先生の誕生日を迎えると管理人の私が迎える年の時、芹沢光治良先生はどんな年だったか、考えてしまいます。
私は、今年52才になります。芹沢先生が同じ52才の時、芹沢光治良先生のところに中学校時代の恩師の息女が訪ねて来ます。生命保険の勧誘です。敗戦後の二年目の春だそうです。戦争が終って平和だと喜ぶだけではすまない時代でした。芹沢先生も戦災で無一文になったと書いています。そこで、家族を露頭に迷わせないために、葬式代を出すために、生命保険に 入る事を決意します。そして、経済面でたいへんな時、喘息にもなります。

しかし、芹沢先生は、めげません。忙しく働きます。たくさんの作品を世に出します。そして、作品から垣間見る芹沢家は、幸せです。

作品を読むと幸せになります。


芹沢先生に感謝です。


困難にも負けない芹沢先生の事をぜひとも見習わなくてはいけませんね。




2010年05月15日

2010年6月のマグノリアのお知らせです。

外出する事のなかった、最晩年頃の父が、
天気予報に細心の注意をしておりました。
懐かしく思い出されますが、清々しいお天気は、
嬉しい事でございます。ご案内をさせていただきます。

☆6月12日(土)  午後2時  講演会
 芹沢光治良フランス留学ーー新発見のエッセイなど
            講師  藤澤全
 静岡新聞で度々話題になりました、若い経済学者の父の
エッセイ「見付けびと」で、日本大学国際関係学部・講師で
いらっしゃる藤澤全先生に、講演をお願いしております。
きっと研究者の精神と、文学に携わる以前の父を学びとる
事が出来ると存じます。ご参加をおまちしております。
2000円の会費をお願いさせて下さい。ご出席下さる方は
茶菓子等の用意のため、ご連絡願います。 
ありがとうございます。        岡玲子

2010年05月16日

沼津市芹沢光治良記念館に行ってきました。

沼津市芹沢光治良記念館に行ってきました。

 2010年5月15日(土)に沼津市の芹沢光治良記念館に行ってきました。
天気は、快晴、湿度も低く、気持ちよい朝、自宅を出ました。
 途中、少し渋滞がありましたが、無事時間通りに到着しました。
 芹沢光治良氏が、柳原小学校卒業記念写真から96歳で亡くなるまでの生涯を網羅する厳選された141枚のポートレイトです。よくぞ、ここまで作られました。企画展は、文学館時代からでは久しぶりですね。芹沢光治良記念館になってからは、あっという間の勢い!
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 記念室に来られた方を後ろからそっと写しました。

 肖像写真展を見ていると、「人間の運命」の森 次郎を思い出してしまいます。中学校の入学出来る、出来ない時の森次郎の表情。
 一高入学しながらも、学費、食費の工面に追われたこともあるけんど、世の中に裨益しようとなっていく芹沢光治良の顔。
 戦後無一文ながらでも充実した表情(鈴木氏が、肖像画展の巻頭言として書かれている文章は、この時期こそまさによくよく私に訴えてきます)。
 厳しい表情の写真もあります。でも怒っている表情では、ありません。それは、まさしく創作の時のものだと思います。
 ピアノのそばにいるときの芹沢先生の柔和な表情。幸せそうですね。
 まさに私にとって、収穫なのは、パリからの帰朝後、「ブルジョア」で、デビューし中央大学で貨幣論を講義し、結核のために軽井沢にいる芹沢光治良氏の写真です。
私は、このころの芹沢先生(森次郎)の具体的なイメージをすることが出来ませんでした。
 その主人公のイメージを見ることが出来たことです。鈴木氏に感謝。

 空が青々とし、今日の記念室では、屋上を開放しています。屋上に行き、新鮮な空気を胸いっぱいに吸いました。
   
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 文学館のあとは、館長さんにお花屋さんの場所を聞いて「フランス花屋ペルル」を教えていただき、お花を購入して、芹沢先生のお墓へ。    
  

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 そして、車に乗ってさあ出ようとしたら、お花屋さんの前の酒展の名前は、「セリザワ」。車を止めて、新潟の愛読者の方からいただいた「日本酒」があまりにおいしく、月例会でも帰りに諸先輩方と飲みによく行き、最近覚えてしまった「日本酒冷や」。
そこで、一本「奈良萬」を購入しました。いろいろ相談に乗っていただきありがとうございました。
 帰宅して飲みましたが、とてもおいしかったです。
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 お花をいけて記念写真を撮ってしまいました。

 楽しい一日でした。また、沼津にいったら、ペルルと「セリザワ」酒店に行きます。もう一本ほしかったあのお酒も購入したいと思います。

 

2010年05月23日

昨日は、絶好の掃除日でした。

最晩年の芹沢光治良先生は、朝輝く太陽をとても気にされたそうです。朝、空を眺める事が日課だったそうです。そのお話を聞き、私もながらく、朝の太陽を気にして朝早く起きるようになりました。


昨日は、早朝から部屋に透明な光が部屋一杯に入り込み、自然と眼をさましました。

この透明な明るさ、湿度もない空気のさわやかさ、これは、カーテンをすべて洗濯しようと決心して、32枚洗いきりました。そして夏物、冬物を入れ替え、出窓回り、押し入れの中、外を新しい買ったばかりの掃除機を使って、徹底的にほこりを取り除きました。

芹沢先生のこの頃の作品群に書かれていたように記憶しているのですが、人間は、心にもほこりがたまり、それこそほこりが吹き出るように人を傷つけたり、傷つけたりされたり、人間関係に苦労するとあったと思います。

せめて眼が見えるところでもほこりを取り除くように心がければと思おうというだけでは、ありません。

確かに掃除をすると空気が何か違うという実感があるのです。言い過ぎかもしれませんが、神社や仏閣の場所によって、葛飾区高砂の井出クニの東京の家。霊的な雰囲気かなと思っていましたが、それらの所の関係者の方の掃除の徹底さだと思います。

森次郎が中学生の時、教室前の廊下を磨きあげた時もこの清潔なにおいがしていたと思います。


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