名古屋から愛読者通信が届きました。
芹沢文学愛読者短信
2010 3-22
芹沢文学愛読者の会
第32回芹沢文学愛読者の会 新年会(1月17日)出席者47人(ホテルソシア名古屋ターミナル)東京、神奈川、千葉からもご出席くださいました。
勿忘草(わすれなぐさ)
恵那 野田澄江
水色に咲ける花こそ優しけれ
勿忘草と教へたまへり
宮 柊ニ
私は水色の小さい花、わすれな草が好きです。立春過ぎても時折雪の降る当地ですが、玄関の内に置くプランターには、今日も十センチ程に草丈の伸びたわすれな草の水色の花が咲いています。
菅原洋一さんの歌う「忘れみぐさをあなたに」のやさしい静かな調べが好きで毎晩CDを枕元に置き、聞きながら眠ります。
何年通っても上達しないエレクトーンのレッスンには、最初にこの曲を弾きます。若い先生の「何か一曲、しつかり弾ける曲があればいいの」に甘えています。楽譜には宮先生のあの歌を書いてあります。
香い日の大切な思い出を胸に、生涯私はこの花と調べを愛しんで参ります。
「人間の運命」読書会100回紀念
前田 操
「人間の運命」 の読書会は、今年の二月で100回を迎えることができました。毎回一章のみの勉強で、出席者がそれぞれ順番に音読することから始まります。これまでの100回は、芹沢先生が一マスずつ、原稿用紙を耕してくださったものでお百姓さんへの想いにも通じます。
音読は前半の一時間半で終了、休憩の後で感想を述べます。各々、声色が違うように、その方の育った環境、生き方、性別などで焦点が違い、それが感想を楽しむ原点です。
このように毎月、順調に参りましたのも、基盤である芹沢文学愛読者の会の皆様に支えられたお陰です。会場の港囲図書館のある場所は38年前、安井様によって愛読者の会が誕生して、のちには芹沢、井上文学館の紹介展も行われました。
芹沢先生の処女作ブルジョアの舞台はコー。読者の会の聖地も同じく港(コー)。「人間の運命」を読み継ぐ港として、芹沢文学を心の杜とする愛読者による読書会です。
〔平成22年2月24日〕
新年会に出席して
副田 守
正月が終わり新年会を楽しみに、あと何日あと何日と待ち続けていました。いよいよ当日、近鉄の車窓からツインビルを眺めると、心はやります。名古屋駅で稲垣芳子さん、芹沢文子先生とばったり、再会を喜びあいました。
会場にはいつもの顔ぶれの人たちの元気なお姿、一人一人だきしめたい思いでした。その中であの人もこの人も欠席されたと、一抹の寂しさも。「副田さんに逢いたくてきました」と、千葉の野口さん。一つ年上ですが同じ学年との事ですぐ打ち解けて話に花が咲きました。
会場の皆さんにプレゼントするため、昨年から増やして育てた植物、今年は「夜の女王」。朝顔のように支柱を立て、柱にはいめぐらせると三年で六メートルに伸びて、夜に三十センチ位の白い花を咲かせます。もう一つの多肉植物は、「仔持ちベンケイ」 これを配り終えると、やれやれと安心します。
「菊根分け、あとは自分の土で咲け」吉川英治「元気に大きく育ち花を咲かせて喜んでもらうのだよ」と、娘を嫁に出す気持ちです。来年はこの植物を差し上げようと育て、私が作った封筒に妻が入れますが、あと十年は差し上げられます。
皆様の楽しいスピーチですが、私はいつも失敗ばかりです。司会の後藤さんが、それをうまくフォローしてくだざるのが、すくいとなつています。新年会でもバス旅行でも、もう楽しみは終わってしまったと、さみしさと泣きたくなる気持ちで家路を急ぐ私です。
春の芹沢文学バス旅行
木曽の花桃
4月22日(木)
別紙添付案内のように、木曽の「はなもも街道」です。高速道路の混雑を避け、平日にしました。ご了承願います。
新年会・会場について
新年会の会場「ホテルアソシア名古屋ターミナル」の建物が、立て替えられます。そのため来年は、名古屋駅前の愛知県産業労働センター(ウインクあいち)を予定しています。新年会実施日
2011/1/16(日)
桃源郷を独り占め
およそ一年前のことでした。朝日新聞の夕刊を読んでいた妻が突如声張り上げて「新年のバス旅行は絶対ここに!」と言うのです。彼女の大きな声に誘われて私も新聞を手にしました。村全体がピンクと白に染まる夢の世界のようなカラー写真に目を奪われました。今の世にこんな桃源郷が、それも名古屋から日帰りで行ける距離にあるのが嬉しい驚きでした。新聞写真にしばし絶句・・・この感動を皆様にお届けしたく、今回はパンフレットを同封致します。今年の春は花・花・花の一日を皆様とご一緒にゆったりのんびり過ごしましょう。帰途は妻籠宿を散策し、前田青邨記念館を立ち寄る予定です。なお、土・日は混雑が予想されますので今回は平日に設定しました旨ご了承くださいませ。
日時:4月22日(木)8:30名古屋駅前集合 19:00名古屋駅着
会費:お一人¥5,000(昼食代を含みます)
お申し込みは4月10日までに平石政行迄願います。
はなもも街道とは
赤白ピンクの三色に咲き分ける花桃は、電力会社社長であった福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が、ドイツのミュンヘンで華麗に咲く三色の花桃を見かけ、その美しさに魅せられ3本の苗を購入し帰国、木曽の発電所庭に植えたのが始まりと言われています。
伊那谷と木曽谷を結ぶ国道256号線は「はなもも街道」と呼ばれ、飯田IC周辺から、水引の里、天竜峡、伊那谷道中、阿智村(駒場、昼神温泉、月川温泉)、清内路を通り南木曽町(富貴畑温泉、南木曽
温泉、妻籠宿)までの街道沿いに数千本の花桃が植えられています。