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2009年10月 アーカイブ

2009年10月06日

マグノリア、芹沢光治良記念館からの報告

10月3日(土)は、マグノリアでの芹沢光治良氏の日記公開、4日(日)は、
芹沢光治良記念館が開館されました!
 管理人は、どうしても仕事で吹奏楽部の大会のために茨城に一泊二日で、
遠征に行き、両日とも参加する事が出来ませんでした。
 一体どうだったのだろうかと気にしていると、岡様からメールがきました。
ここで全文を紹介したいと思います。

皆様
昨日、沼津市芹沢光治良記念館が、開館されました。
正面入り口の庭で沼津市長、市議会議長・・・・・・・と
参列され、地元の小学校校歌を父が作りましたので、子供達の
可愛い校歌合唱があり、ご挨拶があり、テープカットがありと
青空の下、太陽のぬくもりを感じながら、おめでたい開館式でした。
今回1回目の展示も、大きな父の写真に迎えられ、盛り沢山です。
是非ご来館お願いします。
前日3日サロンマグノリアにお出かけ下さいました方々ありがとうございました。
父の中国日記(昭和13年)は、山中一徳さまの、素晴らしい
編集、演出、ナレーションのおかげで、日記への高い評価を
頂戴しました。再び何時か同じ集いをとも思っております。
今日は雨でした。日記の雨、雨、雨を思い出しております。
          岡玲子

 子供達の可愛い校歌合唱は、香貫小学校の校歌ですね。
 芹沢先生は、「人間の運命」で小学校での学校生活に救われた事が書かれています。
その小学校時代の経験を通して書かれた校歌の歌詞。

 1 岡の学校 朝風かおり なごやかに 集えるわれら 
  手をつなぎ はげましあって 学びの園に 知恵を積まん
  香貫 香貫 香貫の子供われら

        2 岡の学校 光あふれて のびやかに いそしむわれら
          身をきたえ 情を育て 文化の国を 築かばや
          香貫 香貫 香貫の子供われら

3 岡の学校 西風あれて たくましく 働くわれら
  肩を組み 意志を強め 平和の国を うちたてん
  香貫 香貫 香貫の子供われら

        4 岡の学校 夕陽に映えて 面をそめ たたずむわれら
          海原に しずむ陽おがみ 羽ばたく未来を たのしまん
          香貫 香貫 香貫の子供われら

 学校生活は、歌詞に書かれているように、「なごやかに」「のびやかに」「たくましく」です。

 明治の時代でありますが、なごやかな学校生活を経験されたのでしょう。歌詞の一番にこの言葉を持ってきたのは、印象的です。
 4番の歌詞は、「面をそめ たたずむわれら」とあります。とても色彩的で、「しずむ陽おがみ」では、厳かな雰囲気が岡の学校にただよいます。

 さすが文学者の作詞ですね。

 

 

2009年10月09日

芹沢文学愛読者の会 2009年9月25日

09-9-25芹沢文学愛読者の会
芹沢文学愛読者短信

11月15日(日)
秋の芹沢文学バス旅行
「飯田」(信州の小京都)の紅葉

 春と秋のの年2回、楽しみに待たれますのが芹沢文学バス旅行です。
 この秋は、秋いっぱいの「飯田」と決定しました。紅葉、リンゴ並木道、人形美術館、そして信州そばと盛り沢山の秋が用意されています。
 
水彩画と写真展(結婚50周年を記念として)
 芹沢文学愛読者の丹羽綾子様がご結婚50周年を記念されて、ご夫妻で水彩画(丹羽猛雄様)、写真(丹羽綾子様)展を行われています。
とき:10月13日(火)~10月18日(日)
             9:30~18:00
       (最終日 10月18日は、19:00まで)
ところ:名古屋市民ギャラリー栄
(中区役所、朝日生命共同ビル)
 7階 第5展示室 地下鉄、市バス 「栄」下車

大人のためのイギリス児童文学
 芹沢文学愛好会の小峰和子様(明治大学講師)が、NHKカルチャーラジオ文学の世界
を担当されます。
 ラジオ第2放送
 10月1日(木)~12月24日(火)
 毎週木曜日20:30~21:00
(再)毎週金曜日10:15~10:45
 放送テキスト9月25日発売
「人生でいちばん大切なこと」がいっぱい詰まっているといわれるイギリス児童文学の中から12編を厳選。作品の生まれた背景や、作者のプロフィールなどを解説。

芹沢文学愛読者新年会
2010年1月17日(日)
会場はいつものホテルアソシア名古屋(名古屋駅)


りんご並木と人形劇の街飯田一日散策
・私が川本喜八郎氏のお人形と出会ったのは、NHK教育TV「日曜美術館通してでした。 この時、人形達の息吹に深く感動したのを今もハッキリ覚えています。いつか皆さんと ご一緒にという3年来の夢がやっと叶います。豊かな時間を共有しましょう。
・秋と言えば紅葉です。天龍峡の紅葉が時期的に一番見ごろとの情報を得ています。遊歩 道を一周して紅葉見物です。
・飯田は信州の小京都と呼ばれています。地元のガイドさんの案内で「日本の道百選」の リンゴ並木や静かな街の佇まいを散策します。
・お昼はとびきり美味しい信州そばのお店を発見しました。

 天竜峡紅葉ハイク→川本喜八郎人形美術館→城下町の面影散策
 
 お詫び 有料道路の千円効果で土曜日、日曜日の高速道路の混雑は想像以上ですので、やむを得ず五箇山からコース変更しました。

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友情は海を超えて
平石政行

 テレビの画面を見ながら妻は私に、「スイスの山登りもあんなに大変だつた?」と問いました。
「もっと、もっと大変だった、一歩足を踏み外したら、氷河の谷へ其っ逆さまに滑り落ちるようなところもあつたよ・・・」。
 NHKの内多アナウンサーが登山家の田部井淳子氏と二人で、北アルプスの夏山を縦走するテレビ番組を見つつ、私は六月に松林さんご夫妻と東スイスの最高峰サンテッサン (二五四〇メートル)に登った日のことを思い出しておりました。
 朝六時半に山のふもとに着きました。目指すサンテッサンはひときは高くそびえています。
「平石さんなら大丈夫!」松林さんの優しい一言に励まされて登山開始です。万年雪を踏みしめ、チェーンに身を任せ、岩山をよじ登って四時間後にやっと山頂に着きました。
 十九年前にも、家族で松林家を紡ねたことがありました。そのときはロープウェイですいすいと、それだけに今回自分の足でたどり着けた喜びは格別でした。しかし、一面霧で視界ゼロでした。
 「心配無用、必ず晴れます」、ハイディ夫人の祈りが、空に届いたように瞬時に霧が晴れました。
 突如眼下に湖や野原、マッチ箱のような家々が現れました。このときは、あまりの美しさに思わず感嘆の声をあげました。
 二十代の半ばの頃でした、本好きと知るや誰ともかまわず、「人間の運命」を薦めていました。そんな私に「平石さんと同じような、芹沢さんの熱心な読者が、僕の行きつけの寿司屋さんにいるよ、名前をコウジロウと言うよ」と教えてくれる友がいました。
 即座に私は、津市にあるお寿司塵さんに出向きました。そこで出会ったのが松林幸二郎さん、年齢も愛読書も一緒ということで、その場で意気投合しました。
 私たちの結婚式にも出席してくださいました。その数カ月後、スイスのハイデイさんと結婚されスイスに家庭を持ち今日に至っております。
 今はお仕事を退かれ、ハイデイ夫人と山歩きに親しみながら悠々自適の生活を楽しんでおられます。「身一つでスイスに来た私が、この国で家庭を持ち、仕事に就き、三人の子育てまでもできたのが不思議でなりません。神様の愛に見守られてこそです」。
松林さんとの会話には、神成へ感謝の気持ちが溢れておりました。ご自分の時間はほとんどを日本人会のお世話と、所属するキリスト教会の月報作りに費やしておられます。
 その献身的なお姿は、芹沢文学愛好会のために骨身を惜しまず尽くされる鈴木春雄さんと二重写しになりました。
 スイスワインもハイディ夫人の手料理の味わいも格別でした。ほろ酔い気分の私は、独り鼻歌を口ずさんでいました。
 気がつくと松林さんがそばでギターを奏でています。「兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川」薄明るい寝室に二人の歌声は響きます。海を越えても、歳月を経ても繋がる友情に、改めて芹沢文学をこころの宝に持つ幸せを実感しました。


2009年10月12日

マグノリアよりコンサートのお誘い

窓を開けますと、秋風と金木犀の香りが心地
よく迎えてくれます。何かホットした気分に
誘われます。皆様、ご機嫌いかがお過ごしで
いらっしゃいますか、お伺い申し上げます。
次会のマグノリアは、

  10月29日(木)、 10月31日(土)
  11月6日(金)、  午後2時
  サロン・コンサート  ピアノ 岡玲子

今回は、父がパリ留学中好んで聴いたオペラ
「モーツァルト」の作曲家レナルド・アーン
とショパンを聴いていただこうと存じます。
3日、3回同じ曲目です。お出かけ下さい
ます方は、茶菓子等の準備がございますので、
ご連絡願います。会費は1000円頂戴させて
下さい。ありがとうございました。  岡玲子

2009年10月13日

芹沢光治良記念館が開館 続報

芹沢光治良記念館が開館 寄贈受けた沼津市が改装
10/05 08:49
 沼津市が財団法人井上靖文学館(理事長・岡野光喜スルガ銀行社長)から寄贈を受けた文豪芹沢光治良(1896~1993年)の業績をたたえる沼津市我入道の芹沢文学館が、「沼津市芹沢光治良記念館」として4日、開館した。
 同館は1970年、前スルガ銀行会長の故岡野喜一郎氏が完成させた。鉄筋2階建て、延べ床面積300平方メートル。斬新な公共建築で知られる菊竹清訓氏の設計で、展示室を4隅に配した特徴的な造り。芹沢の文壇デビュー作「ブルジョワ」をはじめ全著作や生原稿などを展示してきた。
 今年4月に譲り受けた市は内部を改装したほか外装を磨き上げ、うっそうと建物を囲んでいた樹木もせん定するなどして雰囲気を一新。1階を芹沢関連資料、2階は市内外の文化団体や個人に貸し出す空間とした。
 式典では栗原裕康市長、岡野理事長に続き芹沢の四女でフランス語婦人会顧問の岡玲子さん(東京)があいさつし、「文学や世界平和に対する芹沢の心が、この館を中心に沼津や日本、世界の読者、研究者に生き続けてほしい」と願った。テープカットの後、芹沢が作詞作曲した沼津香貫小の校歌を、同小の6年生が高らかに歌った。同館は観覧料大人100円、小人50円。2階では「沼津の古墳とスルガの王権」企画展を開いている。

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開館した沼津市芹沢光治良記念館で、芹沢作詞作曲の校歌を歌い上げる沼津香貫小の児童=沼津市我入道


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