« 『異国の丘』がDVDになりました。 | メイン | 芹沢光治良先生って、どんな人でしょうか?改めて考える。そして考える事は・・・ »

芹沢文学愛読者短信 第175号 2009年7月5日

  名古屋の安井様から、7月5日付けの「芹沢文学愛読者短信」が送られてきました。

芹沢文学愛読者短信

 春の芹沢文学バス旅行 バス旅行・奧琵琶湖 38人参加(5/17)

『新緑独り占め奧琵琶湖散策』に行ってまいりました。この日は、雨に煙る奧琵琶湖で、山水画を思わせる奥深さでした。

 この日の思いをエッセーに俳句にまとめてくださいました。

山本正夫様をお迎えしての読書会(5/10)、夕食会楽しく和やかでした。

 教育は共育

「岡山理科大学の18年間は、学生と共に教えあい育ち合う年月でした。」この年月の一端を実例をあげ、お話くださいました。

 

 「かくれ里」への旅 一滋賀県菅浦を訪ねて-

 ずい分昔のことですが、湖北にはたびたび訪れました。高月町にある渡岸寺の国宝十一面観音像、余呉湖を一望できる賎ヶ岳、 湖北に浄かぶ竹生島等、車中でいただいたパンフレットの地図を見ながら当時のことを懐かしく思いし、再紡できるのが楽しみでした。
 最初に訪れた石道寺は、小さくてひなびたお寺でしたが、お堂の中には三鉢の十一面観音像が安置されていて、 中でも中央の観音像のほのかに紅い唇は不思議に人をひきつけ印象的で、この土地の人々が貴重な観音像を守り抜いてきたご苦労がしのばれます。
 メタセコイアの並木は去年の黄葉から一変して鮮やかな緑のトンネルとなり、自然の几帳面な移ろいに感動しながら並木道を歩きました。
 菅浦は湖北の入り江にこじんまりとたたずみ、静かで落ち着いた、つつましい町並みで、 昼食をいただいた旅館のご主人が町の中を案内して下さって、傘をさしながらの見学でしたが、雨も苦にならず楽しく一巡りしました。
 余呉湖へと続くドライブウェイでは桜並木が連なり、眼下に琵琶湖を望みながらのお花見はさぞかしみごとな事でしょう。 登るにつれて小さな菅浦の町並みは隠れては見え、見えては隠れして、愛おしくさえ思えました。
 5月のこの季節だからこそ、雨の中の緑が一層美しく映え、菅浦の町並みも静かなたたずまいを見せ、 かえって雨の中で良かったかもしれないと思われる「新緑独り占め・奥琵琶湖散策」の旅でした。
 手配をして下さった平石様ご夫妻には心より感謝申し上げます。
                                     H.H

  メタセコイアの並木立
                                          Y.T


 昨秋妨ねた「メタセコイア」 の並木は黄金色で、目を見張つたものです。今回の再紡は如何なものかと、道中のそぼ降る雨も心配でしたが、 こんな天候が湖北の風情にあつていいとのことでした。
 今回のメタセコイアの並木道は、濃い緑を配し、側道の両側からの木々は、一本道を覆いかぶさるような風情では圧巻でした。 稲垣さんのご子息(ルポライター)が推奨されるスポットだけあると感動のひとときでした。
 石道寺の十一面観音菩薩(重文)との対面後の昼食は、川魚料理で鯉のあらいに、ちょつと一杯、のど越しよくこれまた絶品で、旅は楽しい。 ありがとうです。
 最終の探訪地は余呉湖。ここへは初めての場所ですが、ここは私の若い、まだ二十五、六歳のころの職場の上司である先輩は、 毎年秋口から冬にかかる頃、一人住まいの老母を案じていたことが思い出されます。
 余呉は北陸と同じで、一番雪深い町で、何回何度となく母を説得しても、春日井市への転居を阻むと困惑していた昔が思い出されました。

 きっと、当時は湖と山で仕切られ、陸路も不便で妨れる人は少なかったとする「かくれ里、菅浦の地」 と同じだつたんでだつたんでしょうね。その先輩のお母さんは九十五歳で他界されました。
                                   ‘
 この余呉の地に来てみれば、空気は澄み、美しい湖と豊かな緑の広がりは「住めば都」なななかはなれがたくあったのかと、 わかるような気がしました。

 近頃の新聞紙上では、痛ましくも悲惨な事件を多としますが、雄大な自然は、これら妄想の戯れと、なんと人間とは愚かなものかと、 語りかけてれるようでもありました.
 旅はいろいろと考えさせてくれます。自然の雄大さにみてみるような、おおらかにして和やかな日々でありたいものと。 またご一緒させてください。
 「出会い、鎌虚、希望」の芹沢文学のみなさまには、くれぐれも、お体ご自愛ください.祈念いたしまして。

 俳句 S.M

稚鮎の目澄みて湖北の人の情

桐咲くや町に一軒なんでも屋

天皇の忍びし経や野バラ這う

万緑の崩るゝ湖北フィヨルド

万緑や桃仏にほのと残る紅

水上のロマンを秘めて夏の霧

一日の緑深めて麦の秋

 I.M

五月雨や文豪忍ぶ石塔寺

無住寺を守る里山の柿若菜

過ぎし日に土間に絲取る姉にゐて

朴の香りを雨の沈める峡の経

麦秋や一日一便通ふバス

若菜雨悲恋伝えし湖北の池

五月雨を友とし余呉の旅果つる

 

芹沢文学・秋のバス旅行のお知らせ

秋のバス旅行の日程が決まりました。

 日時  :11月15日(日)(決定)

 行き先 :「五箇山」周辺(予定)

       富山県西部庄川上流にある山村地区で合掌造りの民家で有名な所です。

 申込み:次号「短信」(9月発行予定)です。お知らせします。

安井様から私あてに「これから部活動の御指導でご活躍ですね」と励ましをもらいました。

明日から、部活動が再開されます。吹奏楽コンクール、マーチングと夜八時までの練習が再開されます。

そして、奥様から「名古屋名物蒸し暑さの季節になりました。がんばります。」というお便りももらいました。

日本は、本当に蒸し暑いですね。先日、保健室の湿度計は78%を指していました。

 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://serizawabungakuaikoukai.jp/bin/mt-tb.cgi/218

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年07月07日 21:35に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『異国の丘』がDVDになりました。」です。

次の投稿は「芹沢光治良先生って、どんな人でしょうか?改めて考える。そして考える事は・・・」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。