『静岡新聞』(2008年9月29日)より。
沼津市出身の文豪芹沢光治良(1897―1993年)の業績をたたえ、関連資料を収蔵している芹沢文学館(同市我入道) が、所有する財団法人芹沢・井上文学館(岡野光喜理事長)から沼津市に寄贈されることになったことが29日分かった。
同文学館は1970年、元スルガ銀行頭取の故岡野喜一郎氏が財団を設立し、建設した。33歳の時フランスで執筆し、 文壇デビュー作となった「ブルジョワ」以降の全著作や生原稿、色紙などを展示している。
建物は鉄筋2階建て、延べ床面積約300平方メートル。特徴ある公共建築で知られる菊竹清訓氏の設計で、 建物目当てに訪れる建築ファンもいる。昨年度は年間約1800人が来場した。
寄贈は、同財団と沼津市が、同館を含む周辺整備について意見を交わす中で検討され、遺族の了解を得て決定した。 市は準備が整った上で寄贈を受けた後、いったん閉館して再整備し、来年度中のオープンを目指す。
工藤達朗教育長は「多くの文人を引き寄せた、海と松原の美しい景観の中に立つ文学館。一帯の自然、文化資源とうまく連携させ、 活用していきたい」としている。
芹沢文学館が沼津市へ寄贈されることは、『静岡新聞』で知っていました。これから芹沢文学館が、どうなるか、 芹沢光治良の文学をこよなく愛するものとしては、心配であります。
『我入道の集い』での文学館館長の挨拶は勢い傾聴してしまいました。
館長の言葉では、大方新聞の内容でした。少し詳しく一月から三月までは、閉館して再整備して、
オープンするということ。そのため文学館のデータを調査してまとめていると言うことだそうです。
この財団の友の会会員である私は資料整理を手伝ってもいいですよ!何しろ1970年開館ですから、今年で38年目。 資料は相当あるはずです。私は、1980年から何回も行っていますが、きっとまだ見ぬ資料があると思います。
館長も話されていたように、文学館等の資料整理は大変なため、 来年の一時閉館まであと2ヶ月というこの時期にも資料整理に追われるとは、十分理解できる事なのではないでしょうか。
このように館長が話されていたように一時閉館なのですが、三ヶ月間のリニューアルというのは、かなり長いと思います。 一時閉館の日程については、説明がありませんでしたが、今年中には、もう一度文学館に行って、この目にようく記録して、 再開された芹沢光治良文学館の対比なんてしてみたら面白いことでしょう。
2009年の3月29日の「芹沢光治良先生の偲ぶ会」が、最後だと館長はお話しされましたが、財団法人芹沢・井上文学館がある限り、 是非この企画は、財団の友の会会員の私としては、残していただきたく思いますが、いかがでしょうか。
これからの財団についての説明が、全くなく、上記の疑問、要望についてあとで伺おうと思いましたが、 昼休みになって館長ご不在なため、これらの事は払拭出来ませんでした。
私個人の誤解ある内容が含んでいると思いますが、「友の会」の会報で当然詳細な説明を読むことが出来ると期待しております。