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3月の大分の読書会です。

芹沢文学読書会
案内通信
                                    No70
                               2008年2月23日
                                (平成20年)
                                        2月便り -早春や…… 梅の花咲く 里の路-
 このところ、晴れて温かい日が続き、梅の花も満開となり、春を告げています。お元気にお過ごしのことと思います。毎回、 読書会に参加いただける方と御無沙汰の方が分かれてきているようですが、どうぞ、都合をつけましてお出掛け下さい。 最近お顔を拝見していない方の郷健康をお祈りしています。
 芹沢文学・大分友の会も12年目の歩みを重ねていますが、芹沢文学読書会が今回で70回になります。会員は余り多くはありませんが、 熱心な会員に支えられて細々と続けています。それでも、これだけ回を重ねると、会報の綴りもづっしりとしてきましたし、読み語った作品 (短編小説・長編小説・随筆・評論等)も多くなりました。芹沢光治良先生の作品だけでなく、芹沢文学に関連する著作も何回か詠み語りました。 今回も、芹沢文学の評論の最新作を皆さんと読み語りたいと思います。特に、鈴木維吉氏は、愛好会や研究会の会員で、 身内からこのような研究成果が結実して釆たことを嬉しく思います。前回の読書会に参加された方には、この著作をお求めいただきましたが、 まだ購入されていない方は、一括注文した残りがまだありますので、読書会の当日にお求め下さい。
 前回は、.長編小説『愛と知と悲しみと』を読み語りました。円熟した筆で一気に書かれたこの作品は、芹沢文学を代表する作品であると共に、 戦後の日本文学の名作の一つとして評価されてもよい作品です。未読の方は、是非一読下さい。
 温かくなりましたし、遅れた新年会もしますので、どうぞ、お出掛け下さい。

   第70回・芹沢文学読書会
  〔*原則的には奇数月の第2日曜日に)
     ①日時  3月9日(日)
     ②会場;大分県立図書館 研修室No4  10:00~12: 00AM
   ③内容;〔1〕芹沢光治良先生のCD(愛好会録音)10:00~10:20
       芹沢文学愛好会の創立25周年記念として、 月例会での芹沢光治良先生の講話を     6つ選んで収録したものです。その最後を聴きます。
        〔2〕芹沢文学読書会 10:20~12: 00  担当司会 小串信正
         ○テキスト;評論『芹沢光治良研究』 鈴木吉維著
  出版;2007(平成19)年11月20日株式会社 おうふう発行。279貢。
 *この本は、一括注丈した在庫が小串にありますから当日お求め下さい。
  内容;序(井上謙先生)、芹沢光治良論序説、習作期から作家への道、
   芹沢光治良と中国、神と信仰、大河小説の世界、芹沢光治良と神。
   テキストについて・初出一覧、あとがき(鈴木吉維)。
     〔3〕2008(平成20)年の新年会13:00~15:00*希望者のみ参加。
      1月に延期したので70回記念として行います。予算は2000円以内。
   
     次回は、5月18日(第3日曜日)10:00~12:00pmの予定です。

  ◎同封資料;①「川端康成」芹沢光治良 雑誌<文拳春秋>昭和47年6月号株式会        社文芸春秋刊行。特集 「川端康成の死」の「川端さんはこんな人だった」 に発表されたもの。242貢。
        ②読書会資料「長編小説打愛と知と悲しみと』出版目録(表紙等も)
 
   芹沢文学・大分友の会 *問合わせ申込みなどは下記電話へ
 連絡先:管理人までご連絡下さい。
         郵便振替口座01970サ16072/芹沢文学・大分友の会

芹沢文学・大分友の会
                           会  報  No69
                             ふ じ
                          2008(平成20)年 2月23日
   文 責 小 串 信正
☆第69回・芹沢文学読書会の報告   
 第69回の「芹沢文学読書会」を1月13日(日)の午前10時から、県立図書館の研修
室No 4で開きました。芹沢文学に関する録音テープとしては、2003(平成15)年5月の芹沢文学愛好会・ 創立25周年記念に出されたCD「『巴里に死す』他-月例会で語る芹沢光治良先生-」の後半を聴きました。「一日の生活、 作品の枚数について」「文章について」を聴きましたが、次回に残りを聴くつもりです。
 最近の芹沢文学の情報としては、今日の午前と午後に東海の芹沢文学愛読者の会の「新年会」が名古屋で行われ、 61名もの参加があることなどを報告しました。
 また、昨年の11月に出版された本格的な評論『芹沢光治良研究』(鈴木吉維著、株式会社おうふう発行) を小串が一括注文したものを参加者にお渡ししました。これを次回の
テキストとするので読んで来ることを勧めました。
 前回の読書会のテキストは、長編小説『愛と知と悲しみと』を読み語りました。資料として、出版目録、単行本・文庫本・芹沢光治良文学館3、 ジャック・ルクリュの写真などをコピーしたものを渡しました。長編小説『女にうまれて』が雑誌に連載された時に、「愛と知と畏れと」 という副題が付けられていたことも紹介しました。
 中国の著名な作家巴金氏に日本で再会し、ルクリュ家のことや中国のことなどを是非書くように勧められたのを、大河小説『人間の運命』 の創作の前に、そのウォーミングアップとして一気に書き上げたのが、長編小説『愛と知と悲しみと』です。 アナーキストで学者のパリのルクリュ家で巴金氏など中国の青年達に会ったのです。「巴金兄よ」と呼びかけた「僕(芹沢氏)」 の回想記として創作されています。ジャックとリリー(コルネリッサン夫人)の年齢を超えた愛と悲しみが感動的に措かれています。 留学の帰路に、上海でジャックや中国の青年達に再会しますが、偉大な作家「ロジュン先生」が魯迅か不明ですが、「作品をものするには、 いっも世界を相手にして、それでいて、お国に根を張るように、心懸けなければならない」と諭されます。
 ジャックやリリーが日本を訪ねて釆ますが、「僕」も中国の戦地を巡回します。ジャックは中国人の女性と結婚し、女の子(ジャクリーヌ) が生まれます。しかし、新しい中国から追放され、パリの家に帰ります。この長編小説には、中国のことが書き込まれています。芹沢文学は、 未だ中国語に翻訳されていませんが、もし翻訳されるとすれば、まず第一に翻訳されるべき長編小説だという意見も出ました。そして、 いつの日かに、大河小説『人間の運命』(全16巻)が中国の読者に愛読されることを念願しています。大河小説『人間の運命』 の附属建築としてのこの『愛と知と悲しみと』は、芹沢文学の代表作であるばかりでなく、 戦後の日本文学の名作の一つとしても評価されるべきだと思います。参加されなかった方も自宅でお読み下さい。


☆遅くなりましたが新年会を例会70回記念として開催 3月9日午後
 1月の読書会のあと「新年会」を行う予定でしたが、小串の体調が悪く、無理をせず次回に延期することになりました。 実に遅くなった新年会ですが、今回が読書会として第70回であることを記念して、3月9日(日)の読書会のあとの午後に、改めて「新年会」 を持ちたいと思います。参加は希望者のみにします。店は予約していませんが、参加者も余り多くはないと思いますから、 当日に決めたいと思います。もし適当な店がありましたら卸紹介下さい。予算は2000円以内で酒無しにします。

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2008年02月27日 19:40に投稿されたエントリーのページです。

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