昨日は、久しぶりの休日でありましたので、 芹沢光治良文学愛好会のSさんと一緒にJ.Sバッハのマタイ受難曲を聞きに行きました。指揮は、ハンス=マルティン・シュナイトです。 東京フィルハーモニーの演奏でした。合唱団は、シュナイト・バッハ合唱団です。
指揮のシュナイト氏は、10歳で聖トーマス教会合唱団に入隊し、1984年に亡くなったカール・ リヒターの後任として、ミュンヘン・バッハ合唱団/管弦楽団の芸術監督に就任した人です。シュナイト氏の演奏は、 奇をてらったところが一つもなく、派手さもなく、言葉の表情を大切にした説得力あるものです。これぞ本物という演奏です。
気分が良くなったところで、お忙しいSさんにつきあってもらいながら軽くビールを飲み、 演奏についてや芹沢光治良について語り合っていました。その時、Sさんが、人間国宝の三川泉(みかわ・いずみ)氏(1922年生まれ) の話に至りました。(この時Sさんが三川氏と知り合った過程は面白い内容ですがここでは省略させていただきます)
Sさんは三川氏と会う機会があり、というか三川氏がSさんの所に突然訪ねて来たそうです!! そこで芹沢光治良の「人間の運命」の中に出てくる「隅田川」を演じた野口兼資に教わり、演技で尊敬している役者は、ルイ・ ジュウベと野口兼質と話されたそうです。
芹沢光治良が作品やエッセイで言及していた野口兼資とルイジュウベ、 人間国宝の三川泉氏が尊敬している演劇人として取り上げる野口兼資とルイジュウベ、どういうつながりがあるのでしょうか。
いつかSさんから詳細を教えていただけたらと思っています。
久しぶりに聞いた本物の演奏は、耳に心地よく、バランスがとれた説得力のあるものでした。 そのオーケストラに教え子が吹いていたのには吃驚しました。